装置概要
被験者の感性状態を脳波に基づいて可視化します.ワクワク感という一つの感性語の状態を快,活性,期待の三軸によってモデル化し,それぞれの軸に対応する脳情報をfMRIと脳波実験によって明らかにしました. デモンストレーションでは, モニターに映る映像を見た時の被験者の脳波からワクワク感を数値化しています.
特徴
当センターでは, 脳波と主観の関連から, 感性の状態を数値化する独自のアルゴリズムを作成し, それをリアルタイムで可視化するシステムを作成しています.これを簡易脳波計に実装することにより,簡単に装着でき,簡便に計測ができます.
目標
これまで「感性」はアンケート等の主観に基いて評価されてきました.感性メーターを用いることで,脳からの情報を用いて,さまざまな刺激に対してリアルタイムに感性の状態を可視化することができるようになります.これにより,人の感性に基づいた製品の開発が容易になります.